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糸魚川ヒスイ古代勾玉
新潟県糸魚川地区 姫川 小滝産
. サイズ:2.6 x 2.1 x 1.1 9g
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古代日本で宝石(玉/たま・ぎょく)といえば勾玉、それも糸魚川(いといがわ)産のヒスイ(翡翠貴石/ジェダイト)でした。一般的にはグリーンのイメージが強いですが、白やブルー、ラベンダーなど世界の産地では産出されます。 縄文の人々は感性がゆったりしているせいか、日本では翡翠のすべてを「青(あお)」と呼んでいたようです。そして糸魚川を含むコシ(古志/越)の国(現福井〜新潟県)は、日本海側の一大文化圏として、出雲からの海つづきで繁栄していたと想われます。玉は糸魚川のもの、加工の玉造りは出雲・・そして日本全国へ・・というルートがあったようです。 また、勾玉は「ネイティブジャパニーズ」である縄文の人々からその後の日本の国の神器へと受け継がれていますが、なんとなんと、海を越えて周辺のアジア文化圏にも、糸魚川の翡翠は運ばれていたそうですよ。私たちが想っているよりも、縄文の人々はアクティブでした。 日本の国が統一されていく中でも、糸魚川のヒスイは重要な存在感を放っていたことは、ヌナカワ姫の伝承から推察されます。ヤマトの黎明期に活躍したイイトヨ青皇女や、その母である黒姫の伝承も、翡翠に絡めて日本海側に残っているようです。 。 前々回入荷時はブログでのご紹介とサロンで3点ともsoldとなり、リュミエールにUP出来ませんでした。前回は2点をショップでご紹介してこちらもsold となり、再び仕入れの際に、色が綺麗で形がよいものを選りすぐってきました。1点のみです。入荷時は「ラベンダーヒスイ」と付いていましたが、地色がラベンダー系で、そこにグリーンが差しています。全体を「ラベンダー」というほどにラベンダー色ではないので、名称からは外しました。とても綺麗な色のトーンで、頭のほうのグリーンが可愛いアクセントになっています。 勾玉にも色々な形状があり、クオリティもさまざまですが、色も質もこの可愛らしい形も、宝物になりそうな愛おしさ。おすすめの1点です。
50,000 円 |
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